海陽町のトータス藍畑で獲れた藍の葉と石灰のみで作った天然の泥藍を使用し、画家の根田良子さん(東京)が素敵な作品を生み出してくれました。
自然と良子さんのセンスが生み出す青の世界、
美しいです。
一つはトータスの社長室に展示させて頂いていますので、
来社される際にぜひご覧ください*
根田さんはシンプルで和を感じ、時にシュールで奥深い瞬間を捉えた独創的な作品を数多く生み出し、また島唄でお馴染みのメジャーアーティスト”TheBoom”のアルバムジャケットを手掛けるなど、素晴らしいお仕事を成されている日本人画家のお一人です。
この機会に是非、根田良子さんの世界に触れてみて下さい*
尚、藍の顔料は一部試験販売もしております(50g=3000円(税抜))
ご興味ある方は㈱トータスまで是非お問い合わせ下さい。
PS.
こちら海陽町、今のところまだそこまでひどい被害はでておりません、
各地から多くのお見舞い連絡ありがとうございます。
この写真は前回の豪雨で水没してしまった乾燥葉を、
そのまま集めて水を足してかき混ぜて自然発酵させている様子です。
漬物ぬかのように毎日かきまぜて、2週間ほどすると堆肥化して発酵染料すくもが出来上がる予定。
本来の阿波藍のすくもは、乾燥葉から茎を取り除き、それを土床の上に積み上げ水を掛けてかき混ぜ、ムシロを覆って寝かせこみ、一週間に一度掛け水と切り返しを繰り返す作業を120日間かけて行い仕上げます。
ですので、今回の実験はあくまでも少量のみの簡易なすくも作りですが、
今までなかなか手を出せなかった試みなので結果が楽しみです、
きっかけをくれた雨に感謝???
経過はまた追って報告します*
藍・染料・醤油・味噌・納豆・ヨーグルト・チーズ・・・
衣食住の観点からも、発酵はこの生物自然世界において次世代につなぐ大事なキーワードの一つとなってくると思います。
Ferment is natural mystic*